ラブブの実態を現地調査して考察&デジタルデトックスとしての「裁縫ブーム」 25年9月第3号

今週は15個のニュース、書籍1本、Youtubeチャンネル1本、各国のPOPMARTレポートをご紹介。今週は8,875字でお届け。
南坊泰司 2025.09.17
誰でも

忙しいあなたのためのマーケティング情報サプリメント。週に一度、厳選されたトレンドと洞察をまとめていきます。これを読めば「主要なトレンドをキャッチできる」、そういった想いで届けてまいります。まずはご登録をお願いいたします。

マーケティングトレンドインプット 今週のクイック解説3選

アメリカで裁縫が再ブームになっているらしい。人間的活動への回帰としての裁縫

New York Sewing Center、ニューヨークの裁縫教室への需要が急増しており、創立は11年前ながら、この1年で75%も売上が急増。さらにRedditの裁縫コミュニティは200万人のメンバーを抱えており、アメリカでは裁縫が密かにブームになっている。

この教室の創業者はファッションデザイナーで、単なるおばあちゃんの趣味の延長ではなく、あくまでファッションの文脈で裁縫を教えていることがポイント。

面白いのは裁縫がスマホを使わずに他人と過ごすソーシャルな活動として捉えられているということ。裁縫は一種のデジタルデトックスであり、また裁縫教室が人気という意味ではリアルなコミュニティへの参加、という2つの価値を提供している。ある種のウェルビーイングなんですよねと。

いま、スマホを使わない、直接的につながる、あるいはレトロが良いなどの様々な流れがあるが、こうしたデジタルへの反発の中で実に人間的で古典的な活動としての裁縫は確かにフィットしているなと。もちろん、背景における潮流として経済不安と節約志向は大きな影響を与えている。物価高騰の中、新品よりも古着を修繕してアップサイクルするのが経済的だしクールだという考え方。ファストファッションへの反発ももちろんあると言えるだろう。

27万通り以上のオリジナルハンバーガー。ニンテンドーミュージアムのバーガーショップは体験まで任天堂印

去年開業したニンテンドーミュージアム。体験としても非常に優れた美術館ですが、ミュージアムレストランとしてのこのはてなバーガーに関しても体験設計は任天堂流に仕上がっていて素晴らしいのでご紹介。ちなみにこのコンセプトメイキング、業態開発、商品開発やPRは、スープストックトーキョーを運営するスマイルズがやっているんですよね。

スーパーマリオシリーズに登場するはてなブロックになぞらえて、何が出てくるかわからないはてなバーガーのがコンセプト。組み合わせとしてはバンズ3種類、メイン10種類、トッピング11種類から3種、ソース7種類から選択できて、組み合わせは27万通り以上。トッピングには京都っぽい九条ネギやしば漬けなども選べるとのこと。組み合わせてオーダーするプロセスはまるでゲームのキャラクターメイキングのような感じ。

実はカフェ自体がミュージアムの続きであり、1つのアトラクションとして設計されているのもポイント。近年、ミュージアムにおけるレストランの重要性は高まっており、SNSでのシェアなどを考えてもミュージアム体験の中でどういう役割を果たすのかを考えることが効果的に。ここまで作りこめばまさにイマーシブ的な体験になりますよね。

同じように横浜のカップヌードルミュージアムでも、レストランではないがマイカップヌードルファクトリーという自分独自のカップヌードルを作れる体験が存在。こちらも味のパターンは5,460通り。こちらも日清としての逆転の発想を活用していて、ミュージアムの体験と結びついていることが特徴です。

地道なターゲティング戦略で海外まで動かす。愛媛県のインバウンドPR成功の秘訣

愛媛県の外国人宿泊数は5年間でなんと2倍以上に。コロナからの回復だけでなく、大きくインバウンドPRに成功している。その原因は明確にターゲットを絞り込んだこと。

1つ目のターゲットは「韓国からのゴルフ客」。「誰にでも来てほしい」という総花的なアプローチではなく、①韓国でのゴルフブームと高騰、②日本のプレイ料金の安さ、③愛媛の地理的優位性(空港からの近さ、ゴルフ場の多さ)という3つの要素を掛け合わせ、「韓国人ゴルファー」という極めて具体的で勝算の高いターゲットにリソースを集中投下。結果的に大きく韓国人ゴルフ客が狙い通り増加。(ちなみに韓国でのゴルフ料金は日本の3倍らしいです)

2つ目のターゲットは「広島にきたオーストラリア人」。いきなり愛媛県に来てもらうのではなく、隣の広島に来ている人で愛媛県の持つアセット=サイクリングやトレッキングなどのアドベンチャーツーリズムが刺さりやすい対象としてオーストラリア人に目を付けてコミュニケーションをすることによって、広島県からの流入を獲得することに成功。プロモーションだけでなく、AirBnBと包括提携を結ぶことによって宿泊インフラ側も整備した。

愛媛県の素晴らしい点は、自分の県の持つ資産と相性の良いターゲットに勇気を持って絞ったということ。そしてそれを大味なプロモーションではなく、明確に資産を活用した地道なアクションに落とし込んでいったこと。非常に戦略的なブランディング、マーケティングを行った成果がそのまま形になっているという印象。

***

源泉かけ流し!今週のマーケティング関連トピックス(今週は15個ご紹介!)

キンコーズが推し活市場を活用 実店舗の強み生かし新たな顧客獲得へ

キンコーズ×推し活の訴求。

印刷代行と推し活にどの関係が?と思うが、オンデマンドプリントでアクリルグッズやカード、ステッカーなどを作ることができる。

最近は透明スマホケースに入れたりデコるなど個人で推し活の「見せ方」の幅も広がっているからこそのコラボ。

京都市のコーヒー文化に深み イノダコーヒや前田珈琲、コラボで新機軸

京都には独自のコーヒー文化が新興している。

イノダコーヒーのような京都レトロカフェだけでなく、老舗×アニメとコラボする商品も。

ちなみに京都市のコーヒー年間消費額は全国2位。パンと合わせたスペシャリティコーヒーも増加中。

% ARABICAはアジアでは最強クラスのプレミアムコーヒーチェーン。

アマゾンがPrime Videoに3つの新広告 広告からカートへの追加を可能に

Prime videoに入り始めた広告。

特に話題になったのはバチェラー6×UberEatsの連動広告。

番組ホストの坂東さんを活用した視聴者のシーンとオーバーラップする語り掛けによってポジティブな反応に。

やはり文脈に沿った広告は強いですよね。

駅や店舗の落とし物をメルカリで売る「findリユース」正式スタート

駅や店舗の落とし物をメルカリで売る「findリユース」がスタート。

AI落とし物管理システムのFind社が駅や施設から回収し、拾得から3か月経過した場合廃棄するしかなかった落とし物を代理出品。

利益を施設に還元する仕組み。

本来コストの落とし物が利益になる。リユースも促進される良い座組。

猛暑の夏、なぜ「エクシブ」が人気? "会員制ホテル"の知られざる利用実態と価格動向

高額会員制のホテル、エクシブが人気。

近年ではヒルトンやマリオットのこうした会員制リゾートもマーケ強化している。

特にインフレ環境下においては、家族や3世代などで活用しやすい会員制ホテルは混雑が避けられることもあり人気になってきている。

I-neが研究所設立で花王に対抗 ヘアケア成長鈍化の歯止めを狙う

BOTANISTのI-neが研究所を設立。

I-neは企画のみのファブレスメーカーであるが、試作品造りやエビデンスの取得を自社の研究所で行うことで、技術×生産のバランスを追求する体制に。

成分ブームに対応し、機能成分を強化するためには自社でのR&Dが必要という観点なんですね。

バンダイ『ガシャポン』大人もハマるカプセルトイ、第5次ブーム真っ只中での"超絶進化" 1年に「約2億2,000万個出荷」でギネス世界記録™認定も

ガシャポンなどのカプセルトイ市場はこの4年で3倍以上に拡大し、いまや1,200億円市場に。

日本だけでなく海外でも非常に人気があり、東アジアでは専用の店舗なども街中や商業施設に増加中。

「山椒・干し柿・キャベツ」までジェラートに…「誰も来ない」と言われた山奥の店に年間4万人が殺到するワケ

和歌山県の山奥にあるのに年間4万人が訪れるジェラート屋さんがあるらしい。

  • 干し柿白ワイン

  • さつまいもバニラ

  • エルダーフラワーソルベ

などの味があるみたい。

自分の畑で育てた野菜をジェラートにするコンセプチュアルな体験が和歌山の村とマッチする「農家ジェラート」

おいしそう…

2025 年 Pinterest 秋のトレンドレポート

Pinterestの2025年秋トレンドレポート。

人気ワードは「スリフト=古着・中古品」とのこと。

世界では

  • Dream thrift finds=理想の古着発見 の検索タグが550%上昇

  • thrifted kitchen=中古品を取り入れたキッチン も1012%増加

ファッションだけでなく古着、ヴィンテージがトレンドに。

アメリカン・イーグル、シドニー・スウィーニーの広告が「ブランドとビジネスのリセット」に貢献

アメリカンイーグル×シドニー・スウィーニーの広告は一般消費者には大きな賛否を呼んだが、市場は好感。

実際このキャンペーンは開催6週間で多くの新規顧客を獲得し、売上向上。

ブロンドヘアと青い瞳を美化した(ともとれる)賛否両論キャンペーンは少なくとも短期的にはビジネスにポジティブ。

自動車スズキの「カレー」が爆売れ 2日で5,000個販売の裏側

自動車メーカーのスズキがレトルトカレーを発売!?

2日で5,000個を売る異例のヒット

インドに強いスズキらしくベジタリアンでも食べられるインドカレー

インドに強いスズキでは社員食堂で提供されているインドカレーがあり、それがもとになっている。

インナーモチベーションにもなるプロジェクト。

SNSサブ垢がバズる理由、「公式感」がノイズになる時代の文脈設計

TikTokにおいてメインアカウントよりサブアカウントが伸びる現象がアイドル系アカウントでは顕著に。

特に若年層においては公式の「創られた」世界観はリアルではない、と思われてしまう。

より視聴者との距離が近い、人格が見えるサブアカウントの方がエンゲージメントが高くなる=バズる構造。

金庫専門EC「金庫屋」、毎年2割増収 品ぞろえとSEO対策が強み

金庫専門のECの金庫屋が毎年2割増収の着実な成長をしている。

なんと金庫は1,000種類以上。

サイズなどもあり実店舗での取り扱い数は少なく、比較できない悩みに完璧に応えている。

特に高価格帯金庫の売れ行きが良いらしい。

更にエッチから金庫の処分まで請け負い。

ニュージャージーのショッピングモールでティーンインフルエンサーの化粧品発売イベントを開催。「大混乱」を引き起こし、ファンは「危険」かつ「計画不足」だったと主張

ティーンインフルエンサーが作ったα世代向けブランド「Sincerely Yours」がポップアップが大混乱になるほどの人気に。

セフォラ経由で全米にも発売開始。

インフルエンサー自身が15歳で、ターゲットも同様、それ以下の年齢層。

この世代のメイクアップブランドは珍しい。賛否もあるがヒットしそう。

【どっちの石が好き?】

「どっちの石が好き?」を問いかけるだけのコンテンツがYoutubeチャンネル、Xの双方で人気コンテンツに。

どちらが好きか、という論争の仕組みは非常にシンプルかつ強力な対立構造の面白さがある。

そこに路傍の石という完全に無意味な対立軸にすることで、誰もが参加できるハードルの低さが誕生。

***

海外現地調査レポート:POPMART株価失速の裏で、ラブブの実際の人気、POPMARTのリアルを4か国で調査してみた

この数か月でPOPMARTのお店やポップアップがある海外4か国を訪問しました。本家である中国、香港、タイ、そして韓国。どの国でも実際にPOPMARTに訪れて調査してみたのでレポートしてみます。

ちなみにラブブはPOPMARTの売上の35%を占めているらしい。ラブブを含むThe Monstersシリーズは2023年→2024年で売上が8倍になり、更にその金額を2025年上半期だけで達成してしまうというとんでもない人気ぶりです。(半期で売上600億円超え)合わせて高騰した株価も、2025年後半になると陰りが見られ、昨日には香港市場でポップマート株は一瞬で9%近く下落しており、ピーク比で¼の株価が消し飛んでいます。二次流通でのラブブの金額も24%近く下落しており、さらに価格は下がる想定とのこと。ラブブに関する投機的な需要は一段落していると言えそうです。一方でこの現象はそもそもの生産量が増えたこともありそうです。POPMART側もそのように説明しています。

といっても、実は実際に店舗に行ってみるとラブブは依然として超プレミアム商品なんですよね。私は上海で行く先々のPOPMARTの6店舗に行ってみたのですが恐ろしいことに影も形も見ることはできませんでした。香港でも3店舗除きましたが当然のようにありません。深圳3店舗にもありません。タイと韓国のポップアップではあったようですが、そもそも1時間以上待ちの大行列であり、入ることすらできない状態ではありました。

つまり「投機的に儲けにくい状態になった」というプレミアムプライスの世界の人気と、実際に手に入れて楽しむという普及的な世界の楽しみにはまだ差があり、POPMARTとしては「投機商品でなく純粋なキャラグッズ」としての人気がホンモノになるか、はまだ試されている状況と言えるかもしれません。品薄が続きすぎると人気はだんだんしぼんでいくもの。とはいえ普及すればレアなものというプレミアム感は薄れていく。微妙なかじ取りが必要となっていそうです。

一方で、ではラブブが終わったらPOPMARTは終わってしまうんでしょうか?実際に店舗に訪問してみて、そんなことはないだろうと感じました。POPMARTとしてのオリジナルIPはLABUBUだけではありません。非常に人気のあるcry babyや、次を担うキャラクターであるSCULL PANDAなど、特に中国の店舗ではラブブは無くても大量に商品を買う人が多くいました。二の矢三の矢は既に揃い始めており、むしろPOPMART人気はこれからが本番、といった雰囲気もあります。そもそもPOPMARTは2010年の創業以来、オリジナルIPを育て続けており、持ち球は多くあります。LABUBUも2018年からいるキャラクターで6年の歴史があるのです。そんな中、Crybabyは2023年に狙って投入して大きく人気を獲得するなど、次を育成する力があることを証明しています。

実はLABUBUを中心に北米でも若干人気が出始めています。先日訪れていたサンフランシスコでは、ホビーショップに(おそらく二次流通の)LABUBUががっつり並んでいました。「ブラインドボックス×デザイナートイ」文化は世界に広がり始めていると言えるかもしれません。LABUBUの投機的人気は落ち着いたものの、これから普及していく中で、すそ野が広がっていく。そんな移行期にあるのかなと感じます。

ちなみに中国ではだいたいPOPMARTの近くにはサンリオの店舗があるのですが、POPMARTに負けず劣らずサンリオショップも長蛇の列です。また韓国ではオリーブヤングと日焼けサンリオシリーズのコラボがやっていたり、サンリオの勢いも現地で見るとホンモノです。

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明日から効く!マーケティング/ブランディング関連書籍レビュー

チャイナ・アセアン なぜ日本は「大中華経済圏」を見誤るのか? 邉見伸弘

本書はデータと取材に基づいて、中国とASEANが実質上一体化しつつあるリアルと、中国経済の現在を丁寧に分析している。中国という非常に大きく、そして実態がわかりにくい国においては、実態と日本における認識のずれが大きい。この固定観念にとらわれず、さらに中国単体だけではなく、ASEANや一帯一路関連国まで含めたマクロな観点で分析していることで、中国の実態をリアルに理解可能な状態に落とし込んでいる。著者は国際情勢分析やシナリオプランニングを専門としており、アジアや中国に精通している。

本書の副題にもある「大中華経済圏」とは、従来は中国本土・香港・台湾および東南アジア華人社会まで含めた経済ネットワークを指す概念ですが、さらに本書ではASEAN全域まで話を広げている。たとえば中国はASEAN諸国に対して投資を強めているが、その全体に対して均等に投資を増やしているわけではない。「注力国」と「非注力国」の差はどんどん大きくなっている。

また、中国を行政区分レベルまで分解して分析しているのも非常に面白い。杭州のように拡張し続ける都市もあれば、南京市のように近くの別の省の市と連携を深めている都市もあり、あるいは行政区分を超えて連携する広州市と仏山市のような関係もある。中国の都市発展の伝統的なモデルは中央政府がプランを提示し、産業や企業を振興していくスタイルだが、そうした伝統的な投資誘致モデルではない合肥市のようなスタイルもあり、中国とひとくくりに言っても多様な経済のあり様が生まれているのである。

マーケティング従事者としては東南アジア市場の動向は業務に近い人も多いはず。ASEANの個人消費はこの10年で3倍に拡大しており、大きく成長している。2035年まではこの傾向が継続する見込みであり、さらに本書で言及されるような流通とデジタルインフラの独自発展も見逃せない。

深くASEANの経済と結びついていく中国政府と中国企業に対して、もちろんグローバル視点においては日本と日本企業は戦っていかなければならない。中国のダイナミズムを理解するだけでなく、地政学的な視点で見ても安全保障の文脈でASEANとの関係性を理解することは重要。本書はグローバルな視座から日本企業の進路と安全保障リスクを見据えた提言もしており、多角的な視点で分かりやすく中国+ASEANを理解できる良書です。

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1年後に効くかも?あなたにおススメなインプット

40年以上前のるるぶを見て観光する狂気のチャンネル「ゆっくり今昔旅行」

今回は最近楽しみに見ているYoutubeチャンネルをご紹介。「ゆっくり今昔旅行」というチャンネルです。

このチャンネルはコンセプトが素晴らしい。なんと40年以上前のるるぶを入手して、そのるるぶを元に、横浜や鎌倉、東京を観光してみるという明らかにコンセプトの時点で絶対に面白いだろ、というYouTubeなんです。それだけでも面白いのですが、この動画が狂気的なのはスマホを禁止して40年以上の前のるるぶのみで観光をするという仕組み。そしてるるぶに載っている店でないと入ってはいけない、食事もしてはいけないという「縛り」を科している。もちろん、そんな長く残っている店はごくわずか。従って全然食事もできないしお店も入れない…というストイックな内容になっている。

この令和な時代に、一切の下調べもせず、ただ古い本片手に旅行をするという体験の極致。それをシンプルなアイデアで実現していてとても素晴らしい。まだチャンネルははじまって2カ月、たった3本の動画しか投稿されていないにも関わらずいきなり初手からこのコンセプトでやっており、ただモノではない雰囲気が漂っている。

過酷なだけでなく、実際に40年の時を経て残っていたお店を発見した時の盛り上がりもGood。当時のるるぶの表現も面白いし、40年の時代が街をどう変えていくのか、というある種の歴史的な実地調査にもなっていて、ブラタモリ的な面白さもある。投稿後にコメント欄で当時を知る方や地元に詳しい方が補足することも含めてコミュニティ的な楽しさもある素晴らしい動画になっています。今なら古参ぶれますので、ぜひともチェックしてみてください!

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今週の1曲

RIP SLYME  『One』THE FIRST TAKEver
https://youtu.be/XMKwc6RiAn8?si=wRoISSmVML0TZw4_

1年限定で活動再開中のRIP SLYME。その名曲がFIRST TAKEに。まさにRIPが青春の1ページだったおじさんとしては感動がひとしおです。やはりRIPは5人いてこそ。いろんな問題があってなんとなく全く同じ気持ちではなかなか見られないところもありますが、しかし5人がこの曲を歌ってくれるのは、特にPESの声が聴けるのは嬉しすぎますよね。

OneはPESが作曲してるので、その意味でもこの曲がFIRST TAKEに選ばれたのはファンとしてめっちゃ嬉しいです。GREENROOMでのパフォーマンスもとても良かったですし感謝のひとこと。

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